ガイド
映画をAirPlayするときに字幕を表示する方法
内蔵の字幕トラックなら簡単です。外部の.srtファイルになると、Appleのアプリでは対応できません。両方をテレビに表示して、読みやすくする方法を紹介します。
AirPlayでの字幕には2種類あります。字幕がビデオに内蔵されている場合は、Appleのアプリで表示できます。字幕が別の.srtファイルになっている場合(字幕の配布方法としてはこちらが最も一般的です)は、別の方法が必要です。
字幕がビデオに内蔵されている場合
Apple TVアプリの映画や、多くのMP4およびMOVファイルには、ファイル内に字幕トラックが含まれています。
QuickTime Playerの場合
- QuickTime Playerでムービーを開きます。
- 表示 › 字幕を選択し、言語を選びます。ムービーに字幕がない場合、この項目は表示されません。
- 再生コントロールのAirPlayアイコンをクリックし、テレビを選択します。
Apple TVアプリの場合
- 映画を再生し、ビデオの上にポインタを移動してコントロールを表示します。
- 字幕ボタンをクリックし、言語を選びます。
- AirPlayボタンをクリックし、テレビを選択します。
CastPandaの場合(MKVファイルを含む)
Appleのアプリでは、内蔵字幕が最もよく使われているMKVファイルを開けません。CastPandaは、MKVやMP4ファイル内のテキスト字幕トラック(SubRip、ASS/SSA、WebVTT、mov_textなど)を読み込み、ストリーミング先のどのテレビにも表示します。
- ビデオをCastPandaにドロップし、テレビを選択します。
- 字幕メニューからトラックを選びます。デフォルトまたは強制に設定されたトラックは自動的にオンになります。
Blu-rayのPGSやDVDのVobSubなどの画像ベースのトラックには、まだ対応していません。
Appleのアプリからストリーミングしたときにテレビに字幕が表示されない場合は、代わりにミラーリングしてください(コントロールセンター › 画面ミラーリング)。字幕も含めて、Macの画面に表示されているものがそのままテレビに映ります。
別の.srtファイルがある場合
AppleのQuickTime PlayerとTVアプリのガイドで扱っているのは、ムービーにすでに含まれている字幕だけで、どちらにも.srtファイルを追加する方法は記載されていません。実用的な方法は3つあります。
方法1:Macのプレーヤーで再生してミラーリングする
- VLCやIINAなど、.srtファイルを読み込めるプレーヤーでビデオを開きます。たいていのプレーヤーは、ビデオと同じ名前で同じフォルダにある.srtを自動的に読み込みます。
- コントロールセンター › 画面ミラーリングから画面をテレビにミラーリングし、ビデオをフルスクリーンにします。
無料で手軽ですが、ミラーリングは画面をリアルタイムで再エンコードするため画質が落ちます。また、字幕はMacのプレーヤーが描画したサイズのまま表示されます。
方法2:ファイルに字幕を追加する
HandBrakeなどのコンバータを使えば、.srtを新しいMP4に追加できます。オン・オフできるトラックとして追加することも、映像に焼き込むこともできます。あとはQuickTime PlayerからそのMP4をAirPlayするだけ。確実な方法ですが、変換を待つ必要があり、映画のコピーがもうひとつできてしまいます。
方法3:字幕付きでストリーミングできるアプリを使う
CastPandaは、ビデオと字幕ファイル(.srt、.ass、.ssa、.vtt、MicroDVDの.sub、.smi、.scc、.mpl)を受け取り、再生しながら字幕をストリームに描き込みます。そのため、どのApple TV、AirPlay 2対応テレビ、Chromecastでも字幕が表示されます。ミラーリングも変換作業も不要です。
- ビデオをCastPandaにドロップし、テレビを選択します。
- 字幕ファイルを追加します。ビデオと同じ名前(Movie.srtやMovie.en.srt)で同じ場所にあれば、CastPandaが自動的に読み込みます。
- 見やすくなるまで調整します。文字の大きさを変えたり、セリフより早すぎたり遅すぎたりする場合はタイミングをずらしたり、明るいシーン用に背景ボックスをオンにしたりできます。
どのフォーマットもCastPanda独自の調整可能なスタイルで表示されるため、スタイル付きの.ass字幕は元のフォントや位置が反映されません。画像ベースのDVDの.sub/.idxファイルには対応していません。
テレビで字幕を読みやすくするコツ
- リリースを合わせる。映画の別バージョン(劇場公開版とエクステンデッド版、異なるフレームレートなど)用に作られた字幕は、だんだんずれていきます。ビデオファイルと同じリリース名が付いた.srtを探しましょう。
- 一定のずれはタイミングをずらして直す。すべてのセリフが同じだけ早い、または遅い場合は、タイミングをずらせば直ります。映画が進むにつれてずれが大きくなる場合は、別のファイルが必要です。
- 思ったより大きめに。ノートパソコンでちょうどよく見える文字も、部屋の反対側からでは小さく見えます。
- 明るいシーンや真っ白な雪景色、空が多い映画では背景ボックスを使いましょう。
- アクセント付きの文字などが文字化けする場合は、ファイルのエンコーディングを確認しましょう。CastPandaは古いWindowsのテキストエンコーディングで保存されたファイルも読み込めます。ほかのアプリでは、テキストエディタでファイルをUTF-8で保存し直すと、たいてい直ります。
よくある質問
QuickTime Playerで.srtファイルを読み込めますか?
AppleのQuickTime Playerのガイドで扱っているのは、ムービーにすでに含まれている字幕(表示 › 字幕)だけで、ムービーに字幕がない場合はこの項目が表示されないと記載されています。別の.srtファイルを読み込む方法については説明がありません。
字幕がずれるのはなぜですか?
おそらく、その.srtが、編集やフレームレートが少し異なるバージョンの映画用に作られたものです。お持ちのリリースに正確に合った字幕ファイルを使うか、タイミングをずらしてみてください。CastPandaなら、映画の再生中に字幕を早めたり遅らせたりできます。
焼き込み字幕はChromecastでも表示されますか?
はい。焼き込み字幕は映像の一部なので、どのテレビやストリーミングデバイスでも表示されます。CastPandaは、ビデオに内蔵された字幕も別ファイルの字幕も、AirPlayとChromecastのどちらでも映像に焼き込んで表示します。
CastPandaでMKVに埋め込まれた字幕トラックを選べますか?
はい。SubRip、ASS/SSA、WebVTT、mov_textなどのテキストトラックなら選べます。CastPandaは字幕メニューにそれらを一覧表示し、デフォルトまたは強制に設定されたトラックを自動的にオンにします。Blu-rayのPGSやDVDのVobSubなどの画像ベースのトラックには、まだ対応していません。
CastPandaはどの字幕ファイル形式に対応していますか?
.srt、.ass、.ssa、.vtt、MicroDVDの.sub、.smi(SAMI)、.scc、.mplに対応しており、古いWindowsのテキストエンコーディングで保存されたファイルも読み込めます。いずれもCastPanda独自の調整可能なスタイルで表示されるため、.assのスタイルや位置指定は保持されません。画像ベースのDVDの.sub/.idxファイルには対応していません。
出典
競合アプリの情報は、2026年10月に各開発元の公式サイトまたはApp Storeのページで確認したものです。価格や機能は変更されることがあるため、購入前に開発元のサイトをご確認ください。